2014年10月31日金曜日

20141029 TBS アイ・アム・冒険少年 宮崎県日南市シロチョウザメの養殖、


http://datazoo.jp/tv/アイ・アム・冒険少年/800272

宮崎県日南市シロチョウザメ(淡水魚)の養殖
  日本一
 浜中建設株式会社 浜中章輔
 宮崎キャビア事業協同組合代表理事 


西米良サーモン
宮崎牛のにぎり

沖縄嘉手納基地 宿舎 北谷砂辺
DOLE スウィーティオ (フィリピン産)



2014年10月29日放送 23:53 - 0:38 TBS
アイ・アム・冒険少年




(アイ・アム・冒険少年)
Q極の寿司ネタハンター はたけ

シャ乱Qのはたけが、全国で寿司ネタを探すことに。最初に向かったのは宮崎県。銀座「久兵衛」で販売してもらうのが最終目標。まず、空港内の寿司屋で寿司情報の聞き込みをし、宮崎牛の握りや西米良サーモンを食べた。
宮崎牛宮崎県西米良サーモン銀座 久兵衛
はたけは4つの食材に目をつけ、まずチョウザメを求め、日南市へ向かった。チョウザメはキャビアで有名だが、魚肉も食べられる。一般的に養殖されているのはベステルという種類だが、はたけは訪れた場所ではシロチョウザメが養殖されていた。シロチョウザメは常に高水準のキャビアと魚肉がとれるという。
シロチョウザメチョウザメベステル日南市(宮崎)
自ら捕まえたら一尾調理しても良いということで、はたけがシロチョウザメの捕獲に挑戦し、3kgのチョウザメをゲットした。はたけはシロチョウザメを薄切り、厚切り、ぶつ切りの3種類の切り身にし、シンプルな寿司や塩コショウ・レモンで味付けした握りなどを作った。今回は薄切りを使ったシンプルな握りを久兵衛に持っていくことにした。
シロチョウザメ銀座 久兵衛

(アイ・アム・冒険少年)
「銀座久兵衛」に通用するか?3人で最終ジャッジ!

シロチョウザメの握りを「銀座 久兵衛」に通用するのかMC3人が試食してジャッジした。結果、後日、「銀座 久兵衛」に持っていくことにした。
シロチョウザメ銀座 久兵衛

(アイ・アム・冒険少年)
突撃調査! 米軍基地のパイナップルは日本一甘い!?

岡村が言っていた、「米軍基地のパイナップルは日本一甘い」という情報は本当なのか調査することに。沖縄にある嘉手納基地周辺で聞き込み調査をしようとしが、軍関係者は見当たらなかったため、軍関係者が住んでいる北谷砂辺エリアに移動すると、軍関係者を発見。施設内で買ってきてもらえないか頼んだが、基地内の商品をIDを持っていない人に譲渡すると密輸と同じ扱いになってしまうことがわかった。
パイナップル北谷砂辺エリア(沖縄)嘉手納飛行場
基地内に卸している農園を探すことに。「名護パイナップル農園」で軍の施設に卸しているところはどこか聞いてみると、基地内のパイナップルは輸入品であることがわかった。たまたま出会った基地内で配管工をしている男性が、基地内で買ったパイナップルを食べさせてくれることになり、法律にも触れないということで取材スタッフが食べてみた。そして、全く同じパイナップルの購入に成功した。
ナゴパイナップルパークパイナップル嘉手納飛行場

(アイ・アム・冒険少年)
米軍基地のパイナップル スタジオ試食

米軍基地のパイナップルをスタジオで試食。3人ともとても甘いことを実感していた。CMのあと衝撃の事実が。
ナゴパイナップルパークパイナップル

(アイ・アム・冒険少年)
米軍基地のパイナップル 衝撃の真相

米軍基地のパイナップルはどこのメーカーなのか発表。Doleのパイナップルということで、3人とも呆気にとられた。都内のイオンで買えるという。
イオンドールパイナップル

2014年10月30日木曜日

20141026 新世代が解く!ニッポンのジレンマ ネットの“みんな”は今どこに? ~参加とポピュリズムのジレンマ~


http://www.nhk.or.jp/jirenma/20141026.html


古市 憲寿

社会学者
1985年生まれ 東京都出身

東大大学院博士課程在籍。慶大SFC研究所上席所員(訪問)。有限会社ゼント執行役。 『希望難民ご一行様』(光文社)、『絶望の国の幸福な若者たち』、『僕たちの前途』(講談社) などの著書で、大きな反響をよぶ。若者の日常感覚や企業家たちの生態を、豊富なデータやフィールドワークによって的確に捉え、 また自らも若手企業家として活躍。日本社会の課題と可能性を探る気鋭の社会学者。

Tehu (テフ)

ディレクター・クリエイター。2009年、私立灘中学2年時にiPhoneアプリを開発。国内3位のヒットを記録し、中学生プログラマーとして話題を集める。以降、プログラミングとデザインを軸に様々なウェブサイトや企画を制作。著書に『スーパーIT高校生”Tehu"と考える創造力のつくり方』(共著・角川書店)。

村上 裕一 (ムラカミ・ユウイチ)

批評家、株式会社梵天代表。1984年生まれ。ライトノベル・マンガ・アニメ・ゲームといったサブカルチャーから、文学・現代思想・政治まで縦横無尽に論じる。著書に『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』(講談社)、『ネトウヨ化する日本 暴走する共感とネット時代の「新中間大衆」』(KADOKAWA)。


春名 風花 (ハルナ・フウカ)

Twitterで17万人のフォロワーを持つ、現役女子中学生。2001年生まれ。子役として多くの番組やCMなどに出演し、NHK教育「ストレッチマンV」ではストレッチマンピンクでレギュラー出演中。はるかぜちゃん「@harukazechan」の愛称で親しまれる。 著書に『はるかぜちゃんのしっぽ(ω)』(太田出版)、近刊に『少女と傷とあっためミルク ~心ない言葉に傷ついた君へ』(扶桑社)。





——今回の番組で“最も伝えたかったこと”は何でしょうか。

Tehu インターネットで起こっているさまざまな問題はインターネットのせいではなくて、人間が持っているそもそもの問題がインターネットによって可視化されているだけだということです。だから、本当の課題は人間自体をどのように変えていけるかということのはずです。さらに、そういうことにインターネットをどう活用していけるかという発想をベースにして、出演者の方々と議論できればいいと思い、本日の収録に臨みました。

——今回の番組で“興味を持った、あるいは印象に残った発言や話題”はありましたか。

Tehu 現在のインターネットでは、まとまることが目的化しているという話がありました。「趣味が一緒だからまとまろう」ではなく、「まとまってなにかをしよう」という発想ですね。
 ネット右翼の問題でも、はじめは中国や韓国を批判するために集まっていたのかもしれない。でも、今は誰かを批判している人たちの周りにみんなが集まってくること自体がコンテンツ化、エンターテイメント化しているように思います。
 正直、誰にでもそういうことを楽しんでしまう側面はあると思うんです。僕にだってあります。そうした、自分の中にある“内なるネット右翼”的なものに、自覚的にならなければいけません。

——インターネットに向き合う際に、どのような心がけが必要でしょうか。

Tehu まとめサイトなどのサイトが力をつけてきたこともあって、専門家であっても、一般の人であってもネット上での発言が等価で扱われるようになってきました。
 しかし、ネットの向こう側で書き込みしているのは神でもなんでもなく生身の人間です。嘘をつく人もいるし、絶対にわかり合えない人もいる。ネットは、「会話」をすることが難しいメディアです。会話と思われているものも、実は単なる投稿のし合いで、コミュニケーションになっていない場合があります。だから、話が通じなくて当然なのです。

——視聴者にメッセージをお願いします。

Tehu 人間の可能性は無限大です。インターネットで触れたものだけが世界だと思うのではなくて、「もっと広い世界を知りたい」という欲求を僕は大切にしていきたいと思います。現在はたとえ好奇心ない人にも、ネットによって情報がいくらでも入ってきます。その情報を好奇心によって振り分け、どのように掘り下げていくかが大事になると思います。
















——今回の番組で“最も伝えたかったこと”は何でしょうか。

村上 インターネットは社会をよく反映しているところがあるので、ネットが駄目ならネットをやめればいいという問題ではありません。だからネットで起きている問題を解決したり、乗り越えていったりする発想を持つことが重要だと思っています。その一つの方法として、「待ってみる」という態度は重要です。
 たとえば出演者の春名風花さんは13歳ですけど、彼女よりネット歴が短い50代だっているのです。そうしたフラットな世界では、大人だから子どもだからという常識すら通じません。
 まだまだネットは過渡期であり、これからルールや必要な所作などが整理されていく段階だと思います。「やり過ごす知」を持って、長い目でネットの行く末を観察していくという態度が大切になります。

——今回の番組で“興味を持った、あるいは印象に残った発言や話題”はありましたか。

村上 高木新平さんが運営しているシェアハウスの話は興味深く聞きました。ネットでしかアクセスできない層がSNSを発している場合、ネットとリアルの場の双方を用意している高木さんのやり方はとても有効的ですよね。もっと、地方にも広がるとより素晴らしいと思いました。
 また、高木さんがお寺からアドバイスを求められたというエピソードがありましたが、お寺の歴史を踏まえてネットを使う新しい方法を模索するのは、とても刺激的な取り組みになると思います。お寺が蓄積してきた互助サービスのノウハウをネット上で再生産できれば、新しい形のセーフティーネットが築けるかもしれません。

——今のインターネットが抱える一番の問題はなんだと思いますか。

村上 やはり「スピードが速すぎる」ということだと思います。ネットで選挙活動することが可能になりましたが、今後ネットで投票できるようになると、どういうことになるか。今まで気象や地政学に縛られていた投票行為が、家でカップラーメンをすすりながらできるようになります。そのタメのないスピードが政治に及ぼす影響は大きい。意思決定の過程にバッファがなくなると、よりポピュリズムに左右される状況になると思います。

—インターネットの未来はどのようになると思いますか。

村上 ネットは世界中の人とコミュニケーションを取れるという点ではものすごく広い射程があるのですが、逆に隣の人には届かないこともあるアンバランスなメディアです。このアンバランスさによって、ネットの持つ力を正確にとらえるのが難しくなっていく部分があります。
 「どうせそんなに力が出ないはずだ」と思っていたのに自分では責任が取れないことにうっかり手を下してしまうこともあるし、無意識に誰かを傷つけてしまうこともある。
 しかし重要なのは、そういう危険性も含めて、インターネットという仕組みが必需的になるという流れが、加速することはあっても止まることはなさそうだということです。これを法律で規制する方向にいくのか、正しい方向をユーザー同士で決めていく方向にいくのか、テクノロジーがコントロールする方向にいくのか。注意して観察していく必要があると思っています。
























——今回の番組で“最も伝えたかったこと”は何でしょうか。

春名 自分たちが使い方がわからないからといって、子どもから無闇にネットを取り上げてほしくないということです。ネットをちゃんと活用している子はいるし、一部の使い方がよくわかっていない子たちが問題を起こしているだけ。ネット自体が悪いわけではありません。それに、子どもは常に進化しています。子どもの成長に大人がついていけなかったら、その子どもに教えることもできないので、大人も積極的に活用してほしいです。

——今回の番組で“興味を持った、あるいは印象に残った発言や話題”はありましたか。

春名 高木さんがお話ししてくだった、玉川啓(福島県庁所属、浪江町役場に出向。災害対応に当たるとともに、町民協働のモデルともなる浪江町復興ビジョン、子どもアンケート、浪江町復興計画の取りまとめに携わる)さんのエピソードが心に残っています。
 被災地の復興を考える際、子どもたちにどういう街にしたいか絵を描いてもらったというものです。それまでは将来を悲観している大人たちが多かったらしいのですが、その絵を見て大人たちの話し合いが進んでいったそうです。次の世代の意見を聞いて、大人たちも進化したということが、とても感動するいい話だなと思いました。インターネットでも子どもの意見を聞く場ができたら嬉しいなと思っています。

——Twitterをするときに気をつけていることはありますか。

春名 Twitterでは見ている人を意識しています。フォロワーさんもたくさんいるので、自分の発言が多くのは人に影響を与えているということを頭に置きつつ、自分の言葉で話すようにしています。
 あとは、自分の心が穏やかで、なんでも受け入れられるような状態のときにネットをするようにしています。イライラしている時にやると、自分に向けられたコメントが全部トゲに感じてしまうからです。
 もう一つ気をつけているのは、絶対にわかり合えない人が世の中にいること忘れないこと。批判にリプライを返すのは、主に誤解を解くためです。その際は見ている人のために面白く返すことを心掛けています。

—インターネットの未来はどのようになってほしいと思いますか。

春名 ネットは楽しく使うことが一番。相手の感情を想像する力があれば、皆が仲良く利用できると思います。お互いを思いやる「春キャベツランド」を作ろうとフォロワーさんたちと盛り上がったことがあります。そこに入ってくる人たちは美しい場所だから汚せないし、変なこともできない。そんな理想の場所がネットにあったらいいなと思います。